『営業マンの独り言』No.65
沁みる (Ja爺)
今週よくかけているのが、ウェブスター・ヤング(コルネット)の「フォー・レディ」。
かなり昔にウェブスター・ヤングの名前も知らずにジャケ買いした1枚。
レディとは、もちろんビリー・ホリディのこと。
1曲目のフォー・レディを除いて、すべてビリー・ホリディの愛唱歌。
録音は、もちのルディ・バンゲルダー。
ちなみにウェブスター・ヤングはこれ1枚しか知りません。
バックに、当時ビリー・ホリディの伴奏やってたピアノのマル・ウォルドロン
レスター・ヤング(ビリーの恋人)系のテナーマン、ポール・クイニシェット
ドラムにエド・シグペン、ベースにアール・メイ、ギターにジョー・ピューマとくれば
ハード・バップはりばりの頃でもうるさいはずはありません。(録音1957)
個人的には1曲目のコルネットとテナーによるテーマ部分がどはまりです。
とつとつとした演奏のジョー・ピューマもはまってると思います。
線がほそいけど歌心がはいっています。
身近な人の訃報の知らせを受けたとき、たまたまかけていたこのレコード。
忘れることはありません。